新幹線のぞみ
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JR東海は2008年3月15日にダイヤ改正を行うが、その目玉はN700系の大増発。改正後は1時間に一本の「のぞみ」が最新型のN700系で運転されるようになる。
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JR東海は2008年3月15日にダイヤ改正を行うが、その目玉はN700系の大増発。改正後は1時間に一本の「のぞみ」が最新型のN700系で運転されるようになる。
N700系 東海道新幹線
新幹線のぞみ
新幹線のぞみに集中的に投入されているN700系。そもそもN700系とはどのような新幹線車両だろうか。
エアロダブルウイングと呼ばれる顔は、鳥の羽を広げたような形をしている。これはあくまでも空気抵抗を最小限に抑え、乗り心地を良くし、省エネを考えた結果こうなったそうだ。今までの新幹線とは打って変わって、非常にユニークな顔をしている。
曲線の通過速度を向上するため、車体を1°傾斜するシステムを搭載しているそうだ。これは、同時に乗り心地アップにも寄与しているらしい。この「車体傾斜システム」のお陰で、東京〜新大阪間が5分短縮可能になった(現行の最短到達時間は2時間25分)。
各車両の間に全周ホロと呼ばれる白いものが取り付けられたのは、これも空気抵抗を減らす目的であるが、これは車端部での騒音削減にもつながっているようだ。車輪の上はそれなりに走行音が聞こえてしまうものであるが、例えばそこで携帯電話を使う時等、車内とあまり変わらないその静かさに驚かれるだろう。
加速性能の大幅アップも見過ごせない。700系では1.6km/h/sであったのが、N700系では2.6km/h/sとなった。これは、簡単にいうと駅を発車してから時速270kmになるまでにわずか3分しかかからないことを意味している(700系では5分かかる)。興味ある方はその加速性能を是非実感してみていただきたい。
省エネを実現した点も忘れないでおきたい。初代新幹線である0系と比較した場合、220km/hで走行時の消費電力は、N700系がその約半分なのである。これは驚異的な技術の進歩といえるだろう。さらに1座席当たりのCO2排出量も飛行機と比べて10分の1と非常に少ない。CO2の少なさは鉄道の大きな利点である。
また、サービス開始はもう少し先ではあるが車内で無線LANが使用できるようになるらしい。N700系では、グリーン車の全席と普通車の窓側席や車端部にコンセントが設置されている。無線LANを搭載したパソコンを持ち込めば、新幹線に乗りながら安定したインターネットサーフィンが出来る、という日もそれほど遠くはなさそうだ。
ダイヤ改正後のN700系
新幹線のぞみ
現在は時刻表を調べないとN700系がどの「のぞみ」であるのかは分からなかったが、ダイヤ改正後は、東京発毎時10分の博多行、博多発毎時30分の東京行のぞみがN700系になる(早朝や深夜を除く)。
さらに、新横浜発ののぞみが新規設定され、毎朝6時00分にはそれぞれ東京、品川、新横浜からのぞみが出発するようになるのも面白い点だ。また、全列車が新横浜と品川に停車するようになり、利用しやすくなる。これも大きな利点となるだろう。
N700系は東海道新幹線に登場してからまだ間もないが、これからさらに本数を増やして行き、東海道の顔になることはほぼ間違いない。エコと乗り心地を追求したN700系新幹線の末永い活躍を期待したい。


